
地球環境基金便り No.53 (2022年9月発行)
地球環境基金では、これからの環境活動を担う若手プロジェクトリーダーを育成するため、年3回の研修を3年間行うサポートプログラムを実施しています。日本はもちろん世界中で活動する研修生たちと交流し、ヒントと刺激を与え合えるのも魅力。自団体のプロジェクトを成功に導き、成果を出すために必要な多彩な力を養います。
「こんなにたくさんの若手が日本だけでなく世界中で、環境や人のために活躍しているんだ!と、衝撃を受けました。研修に参加する前は知識を得るのが主だと思っていましたが、毎回、やる気やモチベーションを得ています。難しい課題もありますが、とても楽しいです。私は今年が研修の最終年ですが、ぜひ後輩にもすすめたい!」
「研修1年目に行った自己理解を深めるプロセスを通じて、自分の強みや課題がわかり、自信につながりました。活動や組織に対するコンサルはほかでもありますが、活動する一人ひとりに焦点を当てるのは珍しく、とても有意義です。組織について向き合い学ぶ2年目。研修で得たものを、団体の活動に活かしていきたいと思います」
9期生は半数以上が、ヨルダン、バングラデシュなど海外を拠点に活動中です。グローバルな顔ぶれが臨む研修1年目は、自身の強みやキャリア形成を考えながら、プロジェクトリーダーとしての役割、成果目標までの道筋を確認していきます。3年間の研修経験が、世界中で活躍する皆さんの力になりますように!