
地球環境基金便り No.53 (2022年9月発行)
日本全国のユース世代による自主的な環境活動の継続・発展、ネットワーク拡大を目指す「全国ユース環境活動発表大会」。
第7回を迎えた今回も、前回に引き続き発表動画を審査する「WEB大会」形式で開催しました。
8つの地方大会から選抜された16団体が全国大会に出場し、環境大臣賞などの各賞が決まりました。
令和4年1月21日(金)~1月31日(月)
(オンライン開催 動画発表)
全国ユース環境活動発表大会 実行委員会
(環境省・独立行政法人環境再生保全機構・
国連大学サステイナビリティ高等研究所)
読売新聞社
地方環境パートナーシップオフィス(EPO)/地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)/ESD 活動支援センター
キリンホールディングス株式会社/協栄産業株式会社/SGホールディングス株式会社/株式会社タニタ
青森県立名久井農業高等学校FLORA HUNTERS
世界には塩類集積のため農業ができない乾燥地も多い。蒸発する土壌水分の動きと製鉄業の副産物である転炉スラグを用いて、塩類集積の発生を抑制する節水型システムを開発。塩類集積を完全に抑え作物が栽培できることを証明。
群馬県立尾瀬高等学校理科部
尾瀬国立公園をはじめとする自然環境に育つ植物は貴重な自然の一部であり、重要な観光資源でもある。その植生がニホンジカによる被害を受けていることから、「育て・増やす」「守る」「調べる」「伝える」の4つの行動をした。
愛媛大学附属高等学校理科部プラガールズ
県内の海浜に漂着するマイクロプラスチックを調査し、製造企業に生分解性製品化の可能性を提案。天日塩中から海洋性細菌を単離培養し、生分解性プラスチックを合成させ海洋で分解されることを確認した。
富士宮高校会議所
富士宮市のニジマス養殖量は日本一。残渣を朝霧牛の糞尿で堆肥化し、堆肥が有効な農産物を二次加工してスイーツなどの製造を行った。
長野県立佐久平総合技術高等学校食品加工部
日本酒の米栽培、醸造、販売の取り組みの中で「酒粕」の需要が低迷している。食品ロスの削減と地域活性化を目的に商品化を達成。
京都府立宮津天橋高等学校フィールド探求部② 大手川探検隊
絶滅危惧種の魚がいたり、作りかけの親水公園があったりした大手川。親水公園再生に着手し、おさかな図鑑の制作を計画した。
北海道大野農業高等学校果樹専攻班
北海道標津高等学校自然科学部
青森県立むつ工業高等学校設備・エネルギー科地中熱利用による融雪研究班
長野県木曽青峰高等学校里山部
奈良育英高等学校生徒会とユネスコ委員会
出雲西高等学校インターアクトクラブ
岡山県立倉敷天城高等学校プラズマ・モデルロケット研究班
香川県立三本松高等学校三高みんなの食堂プロジェクト
長崎県立諫早農業高等学校食品科学部
大分県立大分工業高等学校DAIKO風車プロジェクトチーム