実践編ぜん息をコントロールする
正しい吸入方法を身につけよう
吸入器の特徴と注意点吸入器の種類と吸入補助器具
薬を直接肺に届けるために、ぜん息治療では主に「吸入薬」が使われます。吸入薬を吸入するためには「吸入器」を使います。
薬によって吸入器の種類はさまざまあり、吸入を補助するための器具もあります。吸入薬は正しく吸入することではじめて、本来の効果を発揮します。正しい吸入方法を習得するとともに、自分に合った吸入器を使うことがとても重要です。医師や薬剤師に相談し、自分に合った吸入器や吸入補助器具を使いましょう。
※各吸入器のページでは、正しい吸入方法を動画で解説しています。自分の使っている吸入器を確認して、該当のページをぜひチェックしてみましょう。
吸入器の種類
- 吸入器の種類
- 特徴
- 吸入器の名称名称をクリックすると、吸入方法の動画を閲覧できます
- 吸入器の種類
pMDI:pressurized Metered Dose Inhaler(加圧噴霧式定量吸入器)
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- 特徴
- ガスの圧力で薬剤を噴射します。
吸入するときは、薬の噴射と薬を吸い込むタイミングを合わせる必要があります。
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- 吸入器の名称
- 名称をクリックすると、吸入方法の動画を閲覧できます
- 吸入器の種類DPI:Dry Powder Inhaler(ドライパウダー定量吸入器)

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- 特徴
- 粉末の薬剤を、自分で吸い込むタイプの吸入器です。
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- 吸入器の名称
- 名称をクリックすると、吸入方法の動画を閲覧できます
- 吸入器の種類SMI:Soft Mist Inhaler(ソフトミスト定量吸入器)

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- 特徴
- ゆっくりと噴霧される吸入液を吸い込むタイプの吸入器です。
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- 吸入器の名称
- 名称をクリックすると、吸入方法の動画を閲覧できます
吸入補助器具の種類
- 吸入補助器具の種類
- 特徴
- 吸入補助器具の種類スペーサー
スペーサーの種類とメンテナンス

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- 特徴
- pMDIで薬の噴射と薬を吸い込むタイミングを合わせることが難しい場合に、確実に吸入するための補助具です。マスクタイプとマウスピースタイプがあります。
入手したい場合は、医師に相談しましょう。
※吸入ステロイド薬の服用にスペーサーが必要な65歳以上の患者さんでは、スペーサーが保険適用になる場合があります。医師に相談しましょう。
- 吸入補助器具の種類補助器具

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- 特徴
- pMDIは、吸入器のボタンを指で押して薬を噴射させますが、高齢者などでは指の力が不十分な場合があります。指の力が弱い方用に作られた補助器具を使うと、弱い力でも楽に薬を押すことができるようになります。
吸入器ごとにメーカーが無償で配布しているので、必要と感じる場合は、薬局で相談してみましょう。
- 吸入補助器具の種類ネブライザー
ネブライザーについて

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- 特徴
- 液体の吸入薬を霧状にして吸入するために使用します。吸入がうまくできない高齢者の方でも、確実に吸入することができます。
入手したい場合は、医師に相談しましょう。
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