
地球環境基金便り No.52 (2022年3月発行)
日本政府は、2020年10月に「2050年カーボンニュートラル宣言」をしました。今、日本は年間12億トンを超える温室効果ガスを排出しており、2050年までにこれを実質ゼロにする必要があります。その実現のカギとなるのが、再生可能エネルギーの主力電源化です。
一般家庭においても太陽光発電パネルの設置が珍しくなくなった今、日本の再生可能エネルギーはどこまで普及しているのか。今後、もっと増やしていくためにはどうすればいいのか。自然エネルギー財団常務理事の大野輝之さんにお話を聞きました。
全国各地で再生可能エネルギー普及のために活動している3つの団体を紹介します。決して大規模な発電ではありませんが、地域の実情に合った再生可能エネルギーを、地域の人とともに導入しようと活動を続けています。